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錦鯉を室内で飼う水槽飼いには、屋外で飼う池飼いとは違った楽しみがたくさんあります!皆さんもぜひ、錦鯉を室内で飼ってみませんか?
●水槽飼育に必要なもの
- 水槽
錦鯉は水槽サイズに合わせて成長しますので、置き場所などを考慮しながらサイズを選んでください。最近は、観賞に適したフレームの無いタイプも人気です。
- 水槽フタ
水槽フタの役割は3つ。1.水槽内に物が入るのを防ぎ、2.錦鯉が飛び出すのを防ぎ、3.水槽から水が蒸発するのを防ぎます。
- 水槽台
水の入った水槽は意外と重いもの。スタンダードな60cm水槽に水と砂利を入れますと約70kgもの重さになります。しっかりした場所に設置したいものです。
- 濾過装置
水槽の水は餌の食べ残しや糞などで汚れていきますが、頻繁に水替えをおこなうことは錦鯉にとってストレスとなります。そのため、ポンプで水を循環させフィルターで水を浄化する濾過装置が必要になります。
- ヒ−ター+サーモスタット
錦鯉の快適水温は24℃〜26℃。20℃以下になりますと、活動が鈍くなり10℃以下では冬眠してしまいます。また急激な水温変化に弱いため(3℃くらいが限度)、サーモスタット付のヒーターで、いつも20℃以上を維持しておくのが望ましいといえます。
- 掃除用具(ボトムクリーナー、コケ取り、ネット)
ボトムクリーナーは水替え時、底砂のなかの汚れを吸い出します。コケ取りは文字通りの用途で、またネットは餌の食べ残しや糞、細かいゴミなどをすくい取るのに使います。
- 蛍光灯
必ず必要なものではありませんが、錦鯉や水槽内のディスプレイをより魅力的に演出してくれます。
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●錦鯉を迎える準備
- 設置場所を決める
- 水槽に水が入るととても重くなります。土台のしっかりした水平な場所に置きます。
- 直射日光が当たると水温が上昇し、藻の大量発生や酸素不足の原因になりますので日の当たる場所は避けて下さい。
- 頻繁に人が通ったり、大きな物音がしたり、錦鯉にストレスがかかるところはなるべく避けて下さい。
- 定期的に水替えが必要なので、電化製品の近くは避けましょう。
- 水つくり
- 水槽・ライト・フィルター・フタを用意します。
- 水道水でライト以外をさっと水洗いします。
- 水槽に規定量の水・塩(0.6%)・カルキ抜き剤を入れよくかき混ぜます。
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錦鯉は水道水では飼えません。水道水からカルキを抜く作業が必要です。
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最初に錦鯉を飼うには、病気の予防の意味もあり0.6%の塩水で飼い始めます。
(当社では1回目配送時に水槽等と一緒に、水作りセットとして必要な分の塩とカルキ抜き剤をお送りします)
- 塩・カルキ抜き剤は水温によって差はありますが、5〜10分程で溶けます。
- 塩・カルキ抜き剤が溶けたら、フィルターのスイッチを入れ水だけで回します。
1週間で水の完成です。
- アクセサリーを入れる
- アクセサリーを入れる場合、水作りと同時にアクセサリーも準備します。
- 水槽の中に入れるアクセサリーは水道水でよく洗います。
(天然の流木等を使用する場合、あく抜き等をきちんとしておきます)
- 水槽に入れる前に、カルキ抜きした水でさっと洗います。
- 錦鯉を入れる
- 錦鯉は水槽に入れる前に水あわせをします。
(水温の急激な変化に弱いので必ず行います)
- 袋のまま、水槽に浮かべ15〜30分待ちます。その後、袋の水ごと水槽に放します。
- 錦鯉を水槽に入れたら、環境に慣れるまで、3〜4日えさは与えないで下さい。えさは、5分で食べつくすくらいの量を1日1回与えて下さい。もし、食べ残していたら、必ず網ですくい取って下さい。えさが多すぎると、大量に排泄するため、水が汚れます。何より、病気になりやすくなります。
- 錦鯉の最適水温 24〜26℃ (水の適温20〜28℃)
適温を保つには
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30℃以上>
差し水をします。サンシェード等での日よけも効果的です。
<
15℃以下>
ヒーターを使います。水槽の後ろと脇を発泡スチロール等で保温するのも効果的です。
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